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Day 3 祭りだ祭りだ~、で、痛恨の一撃…… [ツーリング]

忙しい……。
もう、ツーリング行ってから1ヶ月たとうかというのに、ツーレポが全然進んでません(汗
仕事が忙しくて、近頃はおやすみもまともに取れてない状況。
で、取れる時も直前で決まるので、昨日も久しぶりの暦どおりの休みだったのに、何も出来ずに落ちてるだけって感じに。
きついですわ、ほんと。
まぁ、メリハリついていいんですが、すこしハメ外して休みたいですは。

で、今回も、ど長文なメリハリつけて遊びまわった3日目レポです(w


朝早めに起きだして、レストランで女将さんと喋りながら朝御飯。

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あれ?九州で納豆???食べるんですね、こちらでも。
食べてると、奥から女将さんがおかわりのご飯を持ってこられる??

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栗赤飯です。
このときは、なぜ赤飯なのか気がつかなかったんですが、この日は、人吉の青井阿蘇神社例大祭である、おくんち祭りだったんですよね。
おくんち祭りの時は、各家庭で赤飯を炊いて祝うとか。
そう言ってみれば、うちの実家でも秋祭りの時には赤飯炊いてたよな~。

朝御飯が終わると、女将さんから、「おくんちに行ってみてくださいな」と言われ、のぞきに行くつもりで、青井阿蘇神社へ。
バイクは、宿の駐車場でお留守番です。

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ただ、本日チェックアウトってこともあって、部屋に荷物をおいてもらうのはどうかと……。
と言う事で、ライダースジャケットとライディング用の革パンツ、レーサーブーツというバイク乗りの正装で神社に参拝です(w

神社の中は人でいっぱい。

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GXR A12/28mm F4.5 1/320 ISO200

桜門の方から入ろうかと思ったのですが、もう、人でいっぱいで、神社横から入って行きました。
さすがに拝殿を撮るのは無理だよな~って思ってると、奉納臼太鼓踊りが始まりました。

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GXR A12/28mm F5 1/320 ISO200

臼太鼓は相良公が武道奨励の目的で始めたと言われていて、士気の鼓舞が目的だとかなんとか……。
つか、なにも下調べせずに突っ込んできているので、このときは何もわからず、ただただ見てるだけ。
おくんち祭り自体も、どういう祭りなのかもわからないまま、普通の秋祭りってぐらいの認識でした。

この青井阿蘇神社の例大祭、おくんち祭りですが、青井阿蘇神社がこの地に鎮座した旧暦の9月9日を祝うお祭りで、ちょっと調べてみたら、『神社の誕生日祝い』って事だそうで(w
おくんち祭りって言い方も、9日(くにち)の読みが「くんち」に変わっていって、丁寧語の「お」が付いたということだそうです。
私が見てたのは、9日間ある祭りの中の7日目、祭りのハイライトの神幸式になるそうです。
鎮座したのが806年ってことなので、1205年間続いてきたお祭りになります。
ブログに上げるために、下調べしてて気がついたのですが、前日に球磨神楽奉納があったそうで……。
気がついてれば、絶対行ってたんですけどね(^^;;;

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GXR A12/28mm F4.5 1/400 ISO200

さすが、伝統芸能、舞台から退場しても終わりまでしっかりと演舞されてます。

この後は、神社正面、桜門を撮ろうと移動。
この青井阿蘇神社ですが、熊本県初の国宝指定をうけた神社で、この地方独特の建築様式をもつことで知られているそうです。
この楼門も桃山様式と禅宗様式が組み合わさった全国でも珍しい建築物なんだそうです。

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GXR A12/28mm F5 1/320 ISO200

神輿の担ぎ手の兄さん方、おちゃめ(w

さて、移動するかな?と楼門から参道へ降りていくと、そこに池があって、その上に朱塗りの禊橋があります。
で、そこにはどうみても、プロ仕様のTVカメラが……
NHKと地元ローカルTVの取材カメラでした。
ということは、此処が祭りの撮影のベストポイントということだよな(笑)と言う事で、もうしばらくカメラ抱えて待ってみることに。

しかし、まさかここまで長時間いるとは思わなかったので、GXRにはA12/28mmだけつけてきたんですよね。
P10ユニットはバイクに置きっぱなし。
ズーム無しでどこまで撮れるか……って思ってると、人に動きが。

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お神輿が神社の中から出てきました。
この日のおくんち祭りは、このお神輿を先頭にして、行列が街の中を練り歩く神幸行列、通称「おねり」が行われるんです。
その先頭がこのお神輿です。

お神輿が出ていってしばらくすると、楼門からの参道に人払いが……
何が起こるのかと思っていると

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GXR A12/28mm F6.3 1/800 ISO200 トリミング

一番獅子の駆け出しです。
獅子面をかぶる人たちは、その年の正月に神社に申し込んで、お祭りの直前に抽選で指名を受けるそうです。
行列のどこにいるかによって1番から4番と順番が決められて、飛び出してくるのは、もっとも前にいる1番獅子になるそうで、申し込む人はこの1番獅子をみんな狙ってるとか(w
なんか、岸和田だんじりの大工方や尼崎の福男に通じるものがありますね~

この獅子に頭を噛んでもらうと、無病息災、頭が良くなる等々の言い伝えがあるそうです。
なので、子供を噛んでもらおうとする親御さんが多いんですよ。

1番獅子の駆け出しが終わると、神幸行列が神社から出てきます。

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先導の方々

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ちりん旗
真ん中にある剣が飾られた大きな棒がちりん旗
棒に巻きつけてあるのが旗で、この祭りの神様の依代になるそうです。
って、これも、帰ってきてから調べてるうちにわかったこと。
よく写真撮ってたよ、ほんと(w
ちなみに、ちりん旗の「ちりん」は鈴の音。
旗に握りこぶしぐらいの鈴が付いていて、その音で神幸行列が来たことを知らせるそうです。

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ちりん旗のお付きの神職

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巫女さんたち

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宮司さん登場

ちょっと橋の下まで降りて、寄ってみます。

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GXR A12/28mm F6.3 1/800 ISO200

神馬ですが、この足の太さは昔ながらの農耕馬ですね。
で、カメラが気に入らなかったのか、危うく体当たりされるところまで寄って来られました(w

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宮司さん、その2

この後は武者行列が続きます

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武者行列の中で、甲冑を着ている女性が多かったんですが、なにか理由があるのかな???

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足軽の行列

此処からは人吉相良藩甲冑隊というのぼり旗を持った人たちです。
(ってことは、ここまでは違う団体だったのか??)

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え~っと、丸投げです(汗

神社から出発する神幸行列が終わったので、そろそろ移動することに。
神幸行列の後ろを歩くような形で、宿の駐車場に向かってると

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GXR A12/28mm F5.6 1/640 ISO200

頭を噛んでもらいたい親御さんと、全力で嫌がる子供(笑
この獅子面の人は、楼門から出てきた時からノリが他の獅子面の人達と違ってたんですよね。
獅子面の人たちは立ち振る舞いや、踊りなんかが細かく指定されているそうなんですが、この人はそういう動きをしてても、「楽しい」って見えてくるんですよね。
本当に祭りを楽しんで、この獅子面をかぶることを楽しんで感じの人でした。
で、ぜったい撮影のチャンスがあると(笑

まぁ、ノリノリでこの獅子面が迫ってきたら、大人でも怖いよな(w

で、別の獅子面の方ですが……

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おつかれモード……(^^;;

さらに、獅子面に興味津々の女の子につつかれてます(笑
いや、この写真だけ見てるとなんでおつかれ?って感じなんですがね。
実際に祭りの中で獅子面の人たちの動きを見てると、よくあれだけ動けるよなって思うぐらい、走りまわり、飛び回り、踊り回りって感じなんですよ。
まぁ、おつかれでも仕方が無いかと(笑
ぜったい、この人は翌日は筋肉痛で動けないはず(w

この後は、巡礼に戻ります。
最初の目的地は、昨日行った天狗橋の近くの毘沙門堂。
完全に訪問地として見落としてました。

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作中では通学路などいろいろな場面で使われてますね。
毘沙門堂自体はこんな感じです。

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で、通学路の元絵になった景色。

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遠くに天狗橋が見えています。

上の写真の毘沙門堂は、近年建て替えられたものなんでしょうね。
近くにはこんな古びた祠があります。

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中には五輪塔と観音様が祀られてました。

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GXR A12/28mm F2.5 1/25 ISO200

調べてみたのですが、この観音様、おそらく如意観音だと思います。
左手の蓮華と右足を立てている輪王座と言う事でそう思ったんですけどね。
間違ってるかもしれませんが……(汗

この観音様、私たち人間を苦しみから救うにはどうすれば良いのか、そのことを悩み模索されている神様だそうです。
この写真を撮ったときには、こう言ったことを知っているわけではなかったのですが、なぜかこの仏像に惹かれたんですよ。
で、写真に収めておこうと……。
多分、今抱え込んでいる事とか、悩みとかがあるから、この仏像に惹かれたんでしょうね。
自分たち人間の悩み、生きて行くのに必要な欲求、そういったものを叶えてくれる神様だそうですから……。

それと、この場所が出てきた2期10話、仮家ですが、この観音様のことを頭において見直すと、かなり来るものがあります。
登場人物が、みんな相手のことを心から思い、悩み、行動を模索していく話ですから……。
まさか、そこまで考えての場所設定では無いとは思いますが、この場所に観音様がおられたことは、状況としてハマりすぎている気がしますね。

一頻り観音様を写真に収めて、この後どうするか悩む。
・・・・やっぱり笠松橋か(汗
実は、宿に帰って写真を見返してたら、笠松橋の撮影ポイントが逆だったんですよね。
実際に私が見てみたかったのは上流側から見た笠松橋。
で、昨日は下流側からしか見てない……と

ただ、時間的には結構キツイので、高速道路で八代まで入ることに。
・・・仕事で鹿児島、宮崎を回ってた時も思ったんですけど、九州南部の高速道路、飛ばす人と飛ばさない人の差が激しいですね。
どう考えても、ベタ踏み状態の2台の車に先導してもらって、あっと言う間に八代へ到着。
そのまま県道25号で笠松橋へ。

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GXR A12/28mm F6.3 1/800 ISO200 -0.7ev

やっぱり、かすんだ夕暮れよりも青い空の方が綺麗ですよね~。
霞んでないので、山の端がとても綺麗です。
そか、OPで振り返ったのは、この銀杏の木の上に……

この後は、昨日気がつかずに通り過ぎた鳥居を見にR25を少し移動。
横をちろちろ見ながら走ると……あれか?

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って、mixiコニュの人、よく見つけたな~
3期6話で夏目、名取が通った鳥居です。

アップにすると

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GXR P10/135mm(換算値) F5.1 1/200 ISO100

実はこの鳥居、道の横の川向こうにある集落の中なんです。
R25側から撮影したのですが、山から川に連なる法面の途中にR25が有るんです。
で、R25と川の間の法面には、竹林があったり、木が鬱蒼と生えてたり・・・
それを写真に入れないようにするには……、バイクの上に立つか(笑
まぁ、上り坂の道で不安定だったので、立膝程度でしたが、なんとか頑張ってみました。
ロケハンの時は、マイクロバスとかの視点が高い車だったのかな?

この後は、R25を気持よく走って、なんか、毎日訪れている子守唄の里五木へ。
直前の橋の上から子守唄の里五木方面を撮影

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GXR A12/28mm F4.5 1/320 ISO200

写真を見てもらうと、集落が山の中腹に有ることがわかるかと思います。
実は、このあたり、民主党が政権を取った際に話題になった八ッ場ダムと同様に、建設中止になった川辺川ダムのダム湖になるはずの所だったんです。
すでに住民の人達の移住はほぼ終了。
道もダム湖の上に付け替えがほぼ済んでいる状況なんですけど、ダム計画だけが中止に。
ダム計画が中止になれば当然予算も降りずに、道やその他の施設なんかのインフラ整備が出来なくなるって状況なんだそうです。
あと、インフラって作ってからのほうがお金かかかりますからね。
そういった予算を、こんな山の中の村でどうしていくのか、政府とかなりもめているそうです。

まぁ、何も知らずに走っている分には、いい道だなで終わるのですが、帰ってきてBlogに書くための下調べしてたら、その土地にはその土地、それぞれの話があるってのが身に染みてきます。

で、ちょっと暗い話は置いといて、道の駅子守唄の里五木でお昼に・・・といってもこのツーリング、お昼はお手軽に済ませてばかりです。
今回も、前日の情報確認の時に見つけた、mixiコミュで話題になってたおまんじゅうを食べに……って売ってないし(泣
この時期は、季節限定の栗まんじゅうだけの販売になっているそうで、仕方がなく、その栗まんじゅうを食べてみる。

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1個105円です。
結構ずっしりとした蒸し饅頭で、お店で数人がかりで作っておられました。
バクッと食いついてみると・・・・

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くり餡じゃなくて栗!
食べる時には、小豆餡の中に栗が入っていると思ってたのですが、実際には栗が砕いてそのまま入ってました。

100%栗!

しっかり甘いのですが、その甘さ、どう考えても栗のみ!
甘栗をそのままおまんじゅうにしたような味です。
すごい贅沢な栗まんじゅうでした。

この後は、1期2話の露神様のモデルになった雨宮神社にお参りに。
国道445を人吉方面に向かっていくと、相良町で田んぼの中に大きな里山がぽつんとあるので、一発でわかるかと思います。
ツーリングマップルにもちゃんと記載されてますしね。

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雨宮神社と共に里山の森として登録されてるんですね。

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GXR A12/28mm F2.5 1/60 ISO200 -1ev

階段の途中から下を見るとこんな感じです。

けっこう急な階段を登っていくんですけど、階段を登り始めると雰囲気がいきなり変わります。
本当に、山の中というか、森の中へ分け入っていくという感じになります。
なにか居そう……というか、別の世界への入り口ってかんじですね。

階段を登り切ると、急に視界が広がります。
そして、中央には・・・

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GXR A12/28mm F2.8 1/125 ISO200 -0.7ev

雨宮神社の拝殿があります。
さっきまでの景色が、本当に森の中へと入っていくと言う感じだったのが、登り切るといきなり広場で視界がひらけ、木々の間から空の青が目に飛び込んでくるので、かなり神秘的な感じをうけます。

で、定番のVRです。

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里山の山頂なのですが、そんな感じはほとんど受けないです。
本当に、深い森の中という感じです。

神社の後ろには「三産くぐり」と言う場所があって、岩の隙間を抜けることでご利益を受けれるとのことです。
で、その岩の隙間。

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この岩のどこかに「イルガガ」とシュメールのくさび形文字で書いてあるらしく、その意味は「雨を我にと祈る」だそうです。
って、すこし狙いすぎでは?(w
まぁ、こういった碑文(岩刻文字)はペトログラフといって、全国各地で見つかっている文字なんですけど、ほぼすべてが古代シュメールの文字として解読可能だとか。
詳しくはペトログラフとか日本ペトログラフ協会ってワードでググッてください(w

で、くぐりぬけた向こう側はこんな感じ

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小さな祠が祭ってありました。

雨宮神社を後にして、少し走ったところから

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GR 28mm F6.3 1/640 ISO64 -0.7ev

ほぼ真ん中にある帽子のような森が、雨宮神社の森です。
こうやってみると、雨宮神社の森ってかなりの標高ですね。

周りの田んぼですが、青いところと黄色いところ、刈り取り後のところが有るのがわかります。
このあたりは温暖な気候なので、米の2毛作が行われてるみたいでした。
黄色と刈り取り後は最初の植えつけ。
青いところは、1度収穫後に植えたまだ稲穂が出ていないぐらいの若い稲です。
まだ、2毛作を行っているところがあるとは思いませんでした。

この後は、一路市房山へ向かうことへ。
1期6話の水底の燕の舞台であるダム湖や、八ツ原のモデルになった場所ですね。

広域農道であるフルーティーロードを走っていったのですが、ここもいい道でしたね~。
景色が農村から高原、山の中といろいろとめまぐるしく変わるので、走っていて飽きない道でした。

途中、湯前町にまわってガソリンを補給。
一旦市房ダムを通り過ぎ、市房山の市房神社へ向かうことに。
市房山キャンプ場の横を通り過ぎ、登山道入り口駐車場まで無事に到着・・・って、ここまでに神社方面への道があったはずでは????
まぁ、仕方が無いかと地図を見るために、バイクを駐車スペースに入れると。。。


あ・・・駄目だこれ・・・







ガッシャーン!!!!






足を付いた瞬間、諦めました。

そう、この数日、とんでもない山坂道を走ってきて、坂道の感覚が飛んでたんですよね。
足を付いた瞬間に、バイクが傾きすぎていることに気づいたのですが、もう遅かったです。
そのまま、痛恨の立ちゴケ。

で、さらに駐車場が急な坂だった上、とうぜん坂を下る側にこけましたので、アスファルトの上でバイクが滑ったのがわかりました。
あ~ぁ、と立ち上がり、落ち着くためにも状況確認。

クーラントの蒸発する臭いがしてます。
それと、さっき満タンにした所だったガソリンが少しタンクキャップから漏れてきてました。
とりあえず、それ以外の問題点(ってこの2つでも十分問題だが)が無いのを確認して、ヘルメットを脱ぎ、荷物をシートから外します。
で、サイドスタンドを起こしてから、一気に引き起こし……。
としていると、山から降りてきた登山者の方が引き起こしを手伝ってくれました。

とりあえず、じゃまにならないところへバイクを移動させてから状況の再確認。

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ミラー、レバー、ステップ等、運転に必要なところに損害はない模様。
クーラント臭も、低速で山登りをさせてたので、内圧が上がってたところにショックを与えたので、ラジエターキャップ周辺から少し吹き出した程度だった模様。
一番心配してたジェネレーターカバー損傷に関しては全く問題なしという状況。
とわいえ、かなり動揺してるのは確かです。
写真がおもいっきりぶれてますからね~。
あと、路面で滑った関係で、サイドカウルはかなり深い傷が入ってます。
立ちゴケ2度目だし、これはさすがに交換かな?

で、ここまで登ってきた目的地の市房神社の二の鳥居ですが、この登山道入り口への道の途中から見えている場所だそうで、行き過ぎてたってことが宿に入ってからのチェックで判明。
その場では、どこのことやら全くわからなかったので、こけ損で帰ることになりました(泣

まぁ、それでも下り途中でもちゃんと巡礼する辺りが業が深いというか(w

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GXR A12/28mm F2.5 1/20 ISO200 

祓川橋です。
夏目、田沼コンビが話すときなんかに、よく出てくる橋です。

こういった角度での絵もあった気がします

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GXR A12/28mm F2.5 1/40 ISO200 

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GXR A12/28mm F2.5 1/20 ISO200

あと、この側に1期10話の「アカギの琴」で使われた祠があります。

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GXR A12/28mm F2.5 1/10 ISO200 

立ちゴケしたショックからか、このあたりはかなり機械的にシャッターを切っていた気が……(汗
たぶん、コケる前に撮ってれば、もっと感想等が多かった気がしますね。
写しているときの気持ちとか、あんまり覚えてないですもん(苦笑
やっぱり、「やっちまった感」がかなりあったんだと思います。

まぁ、それでも仕方が無いかと心を強引に鎮めて、市房ダムへ
水底の燕で燕が居た、ダムに沈んだ「フタバ村」。
そのダム湖のモデルです。

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実際に、この下には水上村江代という集落があったらしいです。
あと、このダム湖の周辺道路には桜が1万本植えてあるそうで、春は桜色一色。
地元ではかなり有名な桜の名所だそうです。

で、私はというと、気分転換に景色を眺めて心を落ち着かせてました。

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GXR A12/28mm F6.3 1/800 ISO200

秋の夕暮れです。

明日は大阪へ帰るのがメインの行程。
この辺りで、もうこの旅も終わりなんだなと感じてたんですよね。
立ちゴケした後、気持ちが鎮まりきらなかったのは、多分、色々と煮詰まりだしてる普段の生活なんか忘れて、もっと旅していたいと思ってたからだと思います。
立ちゴケで落ち込んで、日々の生活の事を思い返して、だんだん陰鬱になっていたんでしょうね。

そんな思いのなかでこの景色を見てて、「この夕日を見にまた来よう」と、ふと思ったら、そういった気持ちがすぅ〜っとなくなっていくのがわかりました。

そんな感じで、気分も一新できたので、宿へと向かうことへ。
でこの日の宿ですが、

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ブルートレイン多良木です(w
まぁ、鉄道ファンには有名な宿泊施設ですね~
もう無くなってしまった東京⇔熊本間のブルートレイン、「はやぶさ」のB寝台とB寝台「ソロ」を使った宿泊施設です。
ちなみに、すぐ近くの温泉施設の入浴券付きで1泊3000円と格安なのも嬉しいですね。

今回は、B寝台のソロのほうを予約してました。
チェックインした後、懐かしい感じの通路を抜けて行きます。

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室内ですが、

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こんな感じ。

この写真で見ると一見広いように見えますが……

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これぐらいの広さです(w
まぁ、フェリーのツーリストベットよりも少し広い個人スペースかな?って感じです。
で、このコンパートメントの上ですが

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別の部屋がもう一部屋あります。
ようは2階建てベットを個室化しただけの構造です。
2階のほうが天井高が高いので開放感は有るのですが、1階は2階のスペースがある分、天井高が低く圧迫感があります。
ただ、バイク乗りなら1階のほうがいいかも……

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1階は入り口の上にこんなスペースが有るんですよね。
踏み台とかが有るわけでないので、あまり奥まで入れると取れなくなりますが、それでもメット等はおけるスペースになります。
元々そんなに広いスペースではないので、大荷物なバイクツーリングなら1階のほうが広く使えるんじゃないですかね。

で、中の施設ですが、基本的にもともとの車両に付いている設備は止めてあります。

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水の出ない流し。

車内設備の電圧が普通と大幅に違うのと、水回りなんかは、車両に造りつけの関係でメンテナンスが難しいそうです。
なので、電気と水は後付けがほとんど。

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使用可能な列車内の洗面台

逆に言うと、実際に使う水回りは最新設備となるので、女性でも安心して泊まれるわけですけどね。
ちなみに、私が泊まったB寝台ソロですが、お客さんが多いときは女性優先となるそうです。

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列車の外に増設されたトイレ

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トイレとか洗面台には、屋外に出ることなく列車の出入口からそのまま入ることが出来ます。
(鏡に写る青いところは列車の外壁です)

すぐ横にはくまがわ鉄道の多良木駅があります。

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夜、暗くなってくると、車両はこんな感じにライトアップ

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GXR A12/28mm F2.8 1/10 ISO400 -1ev

ぼんやりとした明かりがとてもいい感じです。
外にはベンチとテーブルが準備してありますので、もう少し気温が高ければビール片手に夜空を見上げるってのがオツかも。
当日は、ちょっと寒かったので外でゆっくりとはいきませんでしたけどね。

この後、すぐそばの温泉施設(VRでは右側、恵比寿様がある建物)でオフロに入って、近くのコンビニ(駅の向こう側50mほど行ったところにあります)で晩ご飯を買って帰ってきて……。
あ、ブルートレイン多良木ですが、個人コンパートメントでの飲食は禁止されてます。
まぁ、ベット等を取り外して洗浄できないとのことなので仕方が無いのですね。
あくまで使用しながら維持していくというコンセプトの場所なので、これぐらいは協力しないと(^^。
なので、食事は受付横の共有スペースで、家族連れとか、他のお客さんたちと一緖に食べることになります。
まぁ、一人旅ですから、そういうワサワサしたのもいいかも知んないです。

ま、ちゃちゃっとご飯を平らげて、明日の予定とか考えながらコンパートメントでま~ったりしてドタバタあった3日目終了です。

翌日は、最終日。
最終日も結構いろいろネタ多いんだよな(w

いつになるやらわかりませんが、ま、近々と言う事で。
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j-taro

全部栗の栗饅頭…うまそうだなぁ(^ρ^)

タチゴケは大型に乗ってると一度は通る道ですね…Orz
by j-taro (2011-11-05 23:49) 

kein1100

お祭りレポ感激でした。人吉はよく通る場所なので、今度ゆっくり散策してみたいと思います。バイクのキズ残念でしたね。心の傷は??
by kein1100 (2011-11-23 11:10) 

Renn

>j-taroさん
返信、遅くなってしまいました。申し訳ないです。
全部栗の栗まんじゅうは、私も初めて。
かじりついた瞬間に「え〜っ!!!」って思うぐらい衝撃的な食べ物でした。
普通やらないのは、やっぱりコストと手間なんでしょうね。
美味しいのに(w

>kein1100さん
人吉は本当に雰囲気のいい街でした。
今回はたまたまお祭りだったのですが、普段の町をカメラ片手に1日散策してみたいですね。
少し遠出を覚悟すれば、頻繁にあの辺りに行けるKein1100さんが羨ましい(w

>お二人とも
立ちゴケの件、お気遣いありがとうございます。
まぁ、通過儀礼ですは、立ちゴケは。
山の中の駐車場っていう定番スポットで注意を怠ったのが悪いんですしね。
ただ、納得できないのはコケるかもと思って参加している講習会では無転倒で、こういう時に限って立ちゴケとは……。
まだまだ修練がたりませんわ(苦笑

by Renn (2011-11-24 02:08) 

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