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鹿を飼う [Mac関連]

Macネタです。

って、最初は先日導入したトラックボールねた
先日導入したTM−400ですが、使うときに本体を覆う感じで、手をのせて使うことになります。
ただ、本体のサイズがね〜、日本人サイズじゃない気がするんですよ。
普通に手をおくと、手首が浮いてしまうし、手首が楽な位置にすると、今度は指先が微妙に届かなくなる。
ついでに、せっかくの多ボタンも少し指を無理にのばすような感じでないと使いにくい……って状態でした。
なので、少しでも使いやすくするために、アームレストを自作してみました。

R0011321.jpg

使ったのは、ホームセンターで売っている2cm厚の発泡ゴムの固まり。
90円だったかな?それを、TM-400の形に合わせてカット。
少しエグルような形にカッターで削ってフィットするようにしています。

ただ、発泡ゴムを切っただけだと、動かしているうちにTM-400とアームレストがだんだんズレてくるんですよね。
で、その対策にこんな感じにしてみました。

R0011324.jpg

FW800→FW400の変換コネクタの台紙を下に貼付けてみました。
発泡ゴムは接着剤とか選ぶので、2重になっている台紙の1枚だけにホッチキスの針を刺して発泡ゴムに台紙を固定しています。

R0011323.jpg

こうやって固定しておけば、手の重さとTM-400の自重でしっかりと押し付けられて、ズレることがなくなります。
で、実際に手をおくと、

R0011325.jpg

かなり楽に操作できるようになりました。
特にボール操作で、アームレストがないと無理して指先を動かしてたんでしょうね。
細かい操作もとっても楽にできるようになりました。

んで、本題。

MacとWin機との大きな違いに、ユーザー数の違いからくる各国ローカル環境の充実具合の差が有ると思います。
ブルーレイなんて、データストレージとしてはMacはOSで対応してるのに、利権がらみの関係で、映画とかの再生は未だにできないんですよね。
Winは逆に、OSでの対応よりも先に再生アプリ出てるし、パイがでかいから、どっちかというとニッチ市場なDVDのアプコンアプリなんかも出てますよね。
こんな状況だから、日本ローカル規格の地デジ何ぞMacはどこ吹く風って感じです。
でも、なんとかしたいですよね。
ついでに、いつも持ち歩いてるE90へのTV番組のトランスポートも続けたいしと、いろいろ手をまわしてみました。

んで、今までのうちのTV録画環境なんですが、こいつがメインで動いてました。

inc.jpeg

なんと、Rec-On。(w
IOデータが2002年に出した、HDDレコーダーです。
といっても、仕組み的にはPCなしのキャプチャーシステムって感じですね。
あまりの古さに、地デジのコピーガードが反応しないという(w
なので、プラズマTVの録画予約を使ってTVの地デジ&衛生チューナーからS端子で出力。
SD解像度での録画を行ってました。
録画後は、一旦PCに取り込んで、スクイーズ解除と逆テレシネ、シャープだのデノイズだの、多少のフィルターをかけて圧縮。
これを、Macなり、E90なり、TVにつないでるLinkPlayerなりで見てました。
特にメインの再生機だったLinkPlayerのアプコンとプラズマとの相性が良いらしく、SD解像度でも画像的に全く不満無かったんですが、Mac新調に合わせて録画環境も完全HD化しようかと。

で、とりあえず、調べてみると……
国内製品だとやっぱりコピガの関係で、1台のMacでTV見る録るぐらいが限界ってのが判ってくるんですよね。
録画した物を気が向いたらプラズマでとか、ファイルで持ち歩いて出先でとか、携帯でいつでもなんて、夢のまた夢。
まぁ、いつものことなんですが、こうなったら海外に目をやるしかないと(w
当然、B-Cas対応なんて物はないのですが、調べてみるとキャプチャーでですが使えそうな機械が2機種、見つかりました。

一つはHD-PVR
コンポーネント入力で1080iまで対応。さらに、音声の光入力が可能でAAC・AC3ともに使用可能。
ただし、コントロールソフトは別売。
チャプター形式はH.246でmp4かAVIファイル。
国内版がWin用に販売されてるが、そいつはコピガに反応するらしい。

もう一個はEyeTV-HD
昔っからのMacの録画機器屋が出してるソフトと専用のハードの組み合わせ。
HD-PVRと違うのは、音声がステレオのみって点。
入力解像度はこちらも1080iまで対応。
チャプター形式はH.246のmp4ファイル。

いろいろ下調べとかしてみると、地デジのaac5.1chという規格の音声が結構難物らしいということが見えてくるんですよね~。
再生、エンコードソフトによっては2chから5.1chへの切り替えで止まったり落ちたり、いろいろ問題が発生する可能性が……。
今回のシステムは、Macのシステムを使って簡単に録画した物を管理するってのが目玉なので、できればEyeTV自体かITunesを使いたかったんですよね。
そういうことで、音声をデジタル入力できるHD-PVRは候補から一歩後退。
ついでに、日本へ発送可能な海外の通販サイトをのぞいてみると、HD-PVRだったら録画ソフトなしで182.49ドル。
EyeTV-HDだと、ソフト付きで169.89ドル……
ソフトついてさらに安い……つうことで、EyeTV-HDに決定!

そのまま、通販サイトで購入の手続き……送料で一番安いのが46.20ドルのUPS。
合計216.09ドルだったので、当時レートで約18000円ですか。
運送業者が平日のみの配達で少し大変でしたが、注文後4日で手元に届きました。

R0011315.jpg

ただ、問題だったのは、iMacよりも先に届いたんですよね(w
しばらくは箱も開けず部屋に転がってました。

Macがきて開封すると

R0011312.jpg

こんな感じです。

R0011313.jpg

約15cm角の正方形の本体が1個。
後は、国内では使えないリモコンやら、iMacと接続するUSBのケーブルなんかが入ってます。

R0011314.jpg

本体はこんな感じ。
結構小さいです。

家は関西圏ではCMを聞かない日はない某電力系のネット回線&TV回線なのですが、ここと契約すると地デジとBSだけの契約でも強制的にセットトップボックスがついてくるんですよね。
CSを契約しない限りは、TVのチューナーだけで十分ですから、機材としては寝てたんですよ。
ただ、D端子からのD5出力まで対応してるので、今回の計画でもチューナーとして使うことを前提に動いていました。

D端子→コンポーネントの変換ケーブルを買ってきて、このセットトップボックスからEyeTV-HDへ接続。
ステレオ音声のRCAケーブルもつないで、EyeTV-HDからiMacへUSBケーブルをつないで接続は完了です。
ソフトは、何も考えずにインストール&設定アシスタントどおりに設定すれば、すぐにセットトップボックスからのTVをみることができました。
ソフト自体にプログレッシブスキャンタイプのインターレース除去が設定されているので、それでインターレース除去を行えます。

実際に見てみると……やっぱりハイビジョンは重いんでしょうね。
i7でもリアルタイム録画視聴だと4コア30~35%程度のCPU使用率になっています。
まぁ、録画時にモニターウインドウを閉めればそれだけで使用率下がりますし、録画した物をみる分には、CPU占拠率は1割以下ぐらいでした。

録画予約は、セットトップボックス側で番組を指定し、それにあわせてEyeTVソフト側でも時間を設定する必要が有ります。
そのせいで、野球中継の延長とか有った時、セットトップボックスは番組追従しても、iMac側は事前設定時間での録画しかできないので、そういう面では少し不便かな?
あと、問題の画質ですが、普通に見る分には全く問題のない画質の録画ができます。
画面のスクリーンショットはこんな感じ。

スクリーンショット.jpg

ピクセル等倍で、地デジの1080iがこんな感じのウインドウになります。
当然、フルスクリーンも可能です。
写ってる物については……忘れてください(w

で、問題のコピガ関連ですが、完全スルーです。

録画した番組は、EyeTVのアーカイブファイルに収容されているので、一度書き出すか、アーカイブの中身からmp4ファイルを抜き出せば、好き勝手に加工が可能です。
EyeTVから無劣化書き出しを行ったファイルや抜き出したファイルは、フリーの編集ソフトであるMPEGStreamclipで、ほぼフレーム単位での編集が可能です。
なので、CMカット程度ならあっというまに作業終了です。
また、現行のQuickTimeにはH.246のインターレース除去が標準でついていますので、書き出したり加工したファイルは、iTunesでもきれいな画面での視聴、管理が可能になります。
ただし、いくつかの番組でEyeTVのプログレッシブスキャンとQuickTimeのインターレース除去とを比較してみましたが、QuickTimeの方は時々エッジが怪しくなる傾向が有りますね。
まぁ、気になったらEyeTVから加工後のmp4ファイルを開けばいいだけなんですけど。
今後の話としては、画像解像度が1280×1080iのmp4なので、E90とかLinkPlayerで使うには再エンコードが必要です。(^^;;;。
この件に関しては、ffmpegがかなりの速度でエンコードしてくれることが判ってるので、見たい物だけまとめてエンコードすればいいだけだしと。

と、こんな感じで、今回のiMacはそのまま録画機としても使用されることとなりました。
さらに、録画した物をiMacで見ることも考慮にいれ、音声再生側でも手持ちの機材をフル活用(w
iMacからの光アウトを使い、ビクターのドルビーヘッドフォンユニットであるSU-DH1にデジタルで出力。
SU-DH1のボリュームがギャングエラー(左右での音量差)を発生させることが多く、それをさけるため最大音量(直結)状態で音声を出力。
その音声をホワイトノイズ対策も兼ね、自作ヘッドフォンアンプを通じてヘッドフォンへ流すようにしました。
これで、ドルビーヘッドフォンでですが、ドルビーサラウンド5.1ch対応の一人映画館状態まで持っていってます。
って、録画物だと2ch音声ですが(w
まぁ、SU-DH1を使うと、ヘッドフォン独特の後頭部で音が鳴っているような感じがかなり低減でき、前方でスピーカーが鳴っている”感じ”(wになるので、2chソースでも通す価値はあるかと思います。

ここまでくるとiMacの27インチモニターが生きてくるんですよね。
どうやってもPCですので、TVから比べると非常に近い位置で見続ける形になります。
画面までの距離がないので、下手な50インチよりも視野角は広くなるという(w
ついでに、TVの比じゃないぐらいの解像度のモニターですからね~。
ただ、逆にモニター解像度がHD解像度よりも高いことが問題になったり……。
全画面表示にすると、1280×1080から拡大が入るので少し線がにじんだ感じになります。
まぁ、誤差の範疇だと思いますし、これはこれでいい感じにボケてるともとれるので、別にいっかって感じですけどね。

この使い方をするときには、EyeTV-HDの設定でオーディオレベルの上昇のチェックボックスをOnにしておいた方がいいみたいです。
まぁ、これは自分が使ってる自作ヘッドフォンアンプのボリュームを、Daleの1/2w抵抗を使ってアッテネーター化してるってのが原因なんですけどね。
あくまで持ち歩き用ポータブルアンプとして作っていた物なので、筐体サイズの関係でアッテネーター用のロータリースイッチが2回路6接点なんですよ。
なので、持ち歩きに使ってたiPodをラインアウトで繋いで、愛用のSHUREのE3で聞くときに使う音量周辺しか設定してないんですよね。
そんな感じでアンプの音量調整が狭い範囲でしかできない上に、録画物を見るときに使ってるヘッドフォンは低能率なボーズ製(w
現在は、アンプを最大音量にして丁度~少し小さいぐらいの音量になってます。
録画時に+6dbすれば十分な音量がとれるでしょう(w

後は、新リンゴTVあたりを入手して、脱獄すればmp4の1080iファイルが突っ込める……(^^
そうなると、サーバ機が欲しくなるな(w

こんな感じで、iMacがしっかり録画パソコンになってしまっています。
つか、このサイズのモニターなら、いちいちTVをつける必要もないのかも……って思うぐらい快適な環境です。
というわけで、多少強引ですが、うちのiMacで地デジカの飼育に成功いたしました(w

海外通販に抵抗がなければ、iMac+EyeTV-HD+地デジチューナーの組み合わせはかなりいい感じに使えるし、iMacで地デジが見たいって方は挑戦してみる価値は十分有ると思いますよ。
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