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YS-11 [風景・町並み]

本日も、お仕事でうろちょろ・・・
取引先でうだうだやってから、てくてくと最寄りのJR駅までくると携帯の呼び出し。
一つ終わると次々と・・・・結果、駅で1時間近く過ごす事に。
携帯は便利ですけど、こう連ちゃんじゃね〜。

で、予定がぐたぐたに(苦笑
本来だったら、ターミナル駅に戻って、お昼を食べて、次の仕事場へ移動する気が、お昼を食べてる時間はすでになし。
ふと見た駅周辺地図に、次の仕事場の最寄り駅が載っている事に気づく。。。。
ターミナル駅に戻ってお金払ってタクシーで動くよりも、ここから歩きの方が安くて時間も調整できる!って事で4km歩きまました。
ちなみに、本日のその時間、その周辺の気温は36℃(笑
こ〜んな感じの場所をてくてくてくと歩いてました。


んで、お仕事終了したら、明日の仕事場へ移動!
実質本日のメインイベント、YS−11搭乗です。
乗り物マニア(笑)としては、なんとしても乗りたい機体です
YS-11とは、国産の貨客航空機で、某NHKの番組でも紹介されてたやつですね。


(JALのHPより)

実は、YS-11は9月30日をもって、国内の民間航空会社から完全退役してしまうんです。
つまり、乗りたくても10月以降は飛んでないと。

この飛行機もやっぱり滑走路を歩いて搭乗です。


退役前のおめかし塗装となってます。
設計時の日本人の体格が小さいせいか、狭いドアを抜けて、機内へ・・・

機内はこんな感じで、ちょっと狭め。
一番始めにびっくりするのは、普通あるはずの、頭の上に荷物置き場がない(汗
手荷物はすべて足下に置くようになっていました。

さらに上を見上げると・・・

削りだしのエアコン吹き出し口&読書灯・時代を感じるボタン・・・・ん?スチュワデスって(笑
ちなみに、現在飛んでいる航空機だと、客・機長がアテンダントを呼ぶ時や、シートベルト着用時の音は「ポーン!」という電子音ですが、YS-11は「チン!」と呼びベルがなります(笑
本当に、機内にベルがついてて、それが鳴っているとの事でした。

で、席は翼の後ろの方。
おそらく自分と同じぐらいの時間を過ごしてきただろう機体に、妙な親近感が・・・・
『長い時間、お疲れさま』と思っていると、窓からはこんな夏の空の景色が見えてました。

エンジンナセルの造形は非常に凝った作りで、きれいな流れをしていると思います。
なんか、リベットの打ち方や汚れ具合が、松本零士?(笑
YS−11のエンジン音ですが、非常に高い金属音が混ざっている音です。
音のイメージが宇宙戦艦ヤマトとかで使うような効果音系なのも、松本零士って感じた理由でしょうか?

じつは、この日のフライトは、航路上にそこいら中で積乱雲が発生していて、それをよけよけしながら目的地に向かう・・・
しかも、目的地の空港上空にも積乱雲が発生して、引き返す可能性ありと事前に通達出ている状態。
やはり、最新の機体と違って、高度が低くて速度が遅いってのが影響してるんでしょうね。

今日の巡航時で、だいたい高度4500m、対地速度420km/h程度
積乱雲が見つかるたびに、写真みたいに距離を空けて逃げるって事を繰り返してました。
まぁ、いくら距離を空けても、揺れるときは揺れるのですが、そのときの音が他の機体とは全く違う・・・
ガタガタじゃなくて、ギシギシいってました(笑
やはり、古い機体なので、きしみ音が出てるんでしょうね。

とりあえず、無事に目的地の空港に、1時間予定が1時間半かかって到着。
積乱雲から逃げ回ってましたから、しゃ〜ないですね。

到着した空港でも、やっぱり滑走路を歩いて到着ロビーへ移動です。
この写真で、この機体の素性が判明しました。
旧愛称「とくのしま」、製造1970年4月9日・・・・どうやら、私よりもお兄さんだった模様。
普通、公共交通機関で自分の年よりも長くがんばっている機体に乗れる機会はそうないんじゃないかと思います。

到着ロビーで男の子が「またあの飛行機に乗りたい」と・・・
その子のお父さんが「あの飛行機は10月からは飛ばないんだよ。」
「なぜ?ちゃんと飛んでたのに、どこかおかしいの??」
という会話が聞こえてきました。

この機体に『36年間のフライト、本当におつかれさまでした』と言ってあげたいですね。

本日の移動距離:330km


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